そもそもまとまった掃除の時間がとれない……。 カビに関する基礎知識から発見時の観察ポイント、クリーニング作業時の注意点、再発防止の考え方までが具体的に解説してある。 文部科学省カビ対策専門家会合報告書「カビの発生予防と早期発見のため …

お子様が幼いころの可愛らしい姿や、家族旅行の思い出など、プリント写真としてたくさんお持ちの方は多いでしょう。そして、写真を現像した際に受け取ったネガフィルムも、そのまま大切に保管されている方が多くいらっしゃると思います。, しかし、ネガフィルムは正しく保存しないと劣化が進みやすく、最悪の場合、プリント(焼き付け)が出来なくなってしまう場合もあるのです。, フィルムには大きく分けて「ネガフィルム」と「ポジフィルム」の2種類があり、それぞれ劣化への耐性が異なってきます。, かつて銀塩カメラが主流だったころに多く使われていたのが「ネガフィルム」です。一般的なご家庭にあるフィルムは、このネガフィルムである場合が多いでしょう。, ネガフィルムは、現像後のフィルムの明暗や色などが反転しているのが特徴です。基本的に、プリント(焼き付け)したときに配色をおこなうものなので、多少の劣化程度であれば、プリント時に色の調整が可能となります。これは、ネガフィルムの場合、専門用語で「ラチチュード」という、露光の許容範囲が広いためです。つまり、ネガフィルムは記録される情報の範囲が広く、多少の色あせなどの劣化で情報が少なくなったとしても、もともと記録されている情報量が豊富なため、リカバリーがしやすいのです。, ネガフィルムとは逆に、明暗や色が反転していない、見たままの色が出ているタイプのフィルムが「ポジフィルム」です。, ポジフィルムは、光にかざすことでどのような写真か一目でわかるのが利点です。しかも、発色がよく、色の再現性が高いため、プロカメラマンや写真愛好家によく使われていました。, 一方で、露出のバランスが悪いと、暗く沈んだ色調になったり、白くかすんでしまったりするなど、撮影時のミスを救済することが難しいフィルムでもあります。これは、ポジフィルムの「ラチチュード」が狭いためです。このため、ポジフィルムはちょっとした劣化でも影響を受けやすく、ネガフィルムと比べると、耐久性が低いと言えます。, 「ネガフィルム」「ポジフィルム」とも、劣化の原因は共通しています。以下で、フィルムの劣化原因についてご紹介します。, フィルムの保管場所から酸っぱい臭いがしてきたら、「ビネガーシンドローム」が始まっている可能性があります。フィルムを高温多湿の環境下で保管していると、フィルム素材のセルロースアセテートが加水分解し、酸を発生させるのです。, 初期段階では酢酸の臭いが発生する程度ですが、徐々にフィルムのパーフォレーション部(上下の穴が空いている部分)の収縮が起こり、丸く反りかえったようにカールしてきたり、波打ったように変形してきたりします。このほか、フィルムの表面が溶けたようになって水分がしみ出してきたり、ひび割れが起こったりという症状も出てきます。, 最終的にはストローのように固く丸まってしまったり、粉々に砕けてしまったりすることも…。, また、いったんビネガーシンドロームを発症してしまうと、もう元の状態に戻すことはできません。できるだけ速やかに、デジタル化して画像を保存することが必要です。, 湿度管理が不十分な場所、結露するような場所にフィルムを保存していると、カビが生えてくることがあります。これも劣化の主要な原因です。, フィルムにカビが生えてしまうと、プリントしたときにカビの箇所がつぶれてしまいます。, プリントした写真の場合は、色あせが進んでいるかどうか、パッと見てすぐに分かりますが、ネガフィルムは色が反転している上にサイズも小さく、ひと目では変色や退色といった劣化が見分けにくいものです。, 紫外線の影響を避けるため、直射日光を避けた場所で保管することが大切ですが、紫外線は日光からだけでなく、蛍光灯やテレビからも発せられるので注意が必要です。, デジタル化した画像は、専用のソフトを使って加工することで、現物のフィルムでは困難な修復作業も可能になります。, 修復範囲は「キズ」、「破れ」、「ヨゴレ」、「欠損」、「シミ」、「変色」、「カビ」など多岐にわたります。, ご家庭でデジタル化するにはスキャナーが必要になりますが、いったん画像データにしてしまえば、修復してからの活用法も広がります。, ただし、修復作業にも限界はありますので、重度の劣化になるとデジタル化しても対応できないケースがあります。傷みが進む前に、早めに取り組むことをおすすめします。, フィルムにカビが生えてしまった場合、専用のフィルムクリーナーやエタノールを使って、表面を軽く拭くことで落とすことができます。そのあと、水滴防止剤などを使用して乾燥すれば、ある程度、復元することは可能です。, ただし、この方法で効果があるのは、カビの侵食が軽度の場合に限ります。もし発見が遅れてカビが深くなってしまったり、色素が失われてしまったりすると元に戻す方法はありません。また、洗浄時にフィルムを傷つけてしまうリスクもあるので、あまりおすすめできません。, フィルムの修復や復元をおこなう業者もありますが、修復費用が高額なうえ、100%復元できるとは限りません。それらを考慮すると、デジタル化をした方が安く済むでしょう。, ネガフィルム・ポジフィルムは、劣化させない環境で保存することが何よりも大切です。フィルムの劣化を防ぐ保存方法についてご紹介します。, フィルムを保管する場合、まずは場所に注意しましょう。特に、ビネガーシンドロームの原因になり、カビの発生にも直結する「湿気」はフィルムの天敵です。保管場所は、適切に空調管理しておかなければなりません。, カビは一般的には湿度70%以上の環境で発生しやすくなるとされています。梅雨どきでも湿度を30%以下で安定させられる環境ならベストですが、一般の家庭では、そこまでは難しいかもしれません。, ビネガーシンドローム対策には通気性も大切ですので、せめて風通しの良い環境をつくることも考慮しましょう。, 太陽光や蛍光灯は、紫外線による劣化の原因になります。光が直接当たらない場所に保管するようにしましょう。, フィルムの移動や確認はピンセットなどを使い、ほこりなどを取るときも指で直接触らないようにしましょう。脂やつばなどが付いたところにカビが生えるなど、劣化の原因にもなります。, このように、ネガフィルム・ポジフィルムを保存する環境を準備するのはとても大変です。また、どんなに環境を整えたとしても劣化を完全に防ぐことは出来ません。, そこでおすすめなのが、フィルムをスキャナーに読み取らせてデータ化し、パソコンなどで管理する方法です。デジタル化には、以下のようにさまざまなメリットがあります。, ・写真の色あせ・劣化を完全にくいとめることができる ・コピー(複製)することで、紛失や破損に備えたバックアップ策を取れる ・省スペースで保存できる ・スマートフォンやタブレット端末などで、いつでもどこでも写真を鑑賞できる ・彩色や色調補正、トリミングなどの画像加工ができる ・ブログやSNS(インスタグラム・フェイスブックなど)にアップすることができる, CD-Rやハードディスク、クラウドサーバーなどに複数保存しておけば、万が一どれかのデータが消えてしまっても、残っている他のデータをもとに復元ができることでしょう。 なによりも画像が劣化しないのは大きな魅力です。, 今回は、フィルムの劣化と保存方法についてご紹介しました。 大切な思い出の記録をいつまでもきれいなまま保存するためには、しっかりと正しく管理をしなければなりません。 大量のフィルムの管理に困っている方は、この機会にデジタル化を検討してみてはいかがでしょうか。. (1)カラー写真を撮ってから白黒にした場合

パソコンを駆使すれば何か方法があるのかもしれませんが、初心者のため難しいことはわからないのですが、何かよい方法があったらお知恵を貸してください。

知る方法があるでしょうか? 酸素(カビ菌が活性化する), 逆に言えば、この条件のいずれかを取り除くことでカビの繁殖を抑えることができるのですが、まずは発生してしまったカビをきちんと取り除く必要があります。, カビの弱点は、「殺菌効果のある洗剤もしくは消毒剤」「50℃以上の熱」「乾燥」です。, ただし、お風呂場を乾燥させたからといって黒カビが自然に死滅することはないため、カビ取りをする際は「殺菌ができるカビ取り剤」か、熱いお湯を使用しましょう。, カビ菌は「菌糸」という植物の根のようなものを伸ばして繁殖していきます。特にパッキンなど柔らかいものは、カビ菌が奥まで根を張りやすい素材です。, そのため、表面をゴシゴシこするのではなく、奥までカビ取り剤もしくは熱を「浸透させて死滅させる」のがカビ取りのコツです。, 市販のカビ取り剤には、「塩素系漂白剤」と「酸素系漂白剤」の2種類があります。どちらにも除菌・漂白効果がありますが、効果の強さには違いがあります。, ただし、効果の高いカビ取り剤には強い塩素臭があり、酸性の洗剤と混ぜると有害ガスが発生するなど、取り扱いには注意が必要です。子供やペットがいる方は、臭いもなく塩素系より安全性の高い酸素系の使用がおすすめです。, また、カビ取り剤以外でも「重曹」や「クエン酸」などのエコ系洗剤もカビ取りに使用できるアイテムです。, 上記2つのカビ取り剤に比べると、洗浄効果はおだやかですが、臭いもなく手で触ったり口に入っても安全というのがメリットです。, 水分が残った状態でカビ取り剤をかけると水で薄まってしまうため、カビ取り剤をかける前に水分を拭き取るか、お風呂場が完全に乾いた状態のときにカビ取りをしましょう。, また、カビ菌は酸素がある環境では活性化してしまうため、できるだけ酸素に触れさせないよう、カビ取り剤が染み込んだキッチンペーパーでパックをしたり、蒸発を防ぐために食品用ラップでカバーをするのもおすすめです。, カビ取り剤をつけたら、カビ菌を完全に死滅させるために、浸け置きをして殺菌成分を浸透させましょう。すぐにブラシでこすったり水で洗い流したりすると効果が出づらくなります。, 液体のまま使用する場合は、カビ取り剤をカビに直接つけたあと、密着させるようにキッチンペーパーでパックをし、再度上からカビ取り剤をかけたら食品用ラップでカバーをします。, 壁やパッキンにより密着させたいときは、片栗粉を加えて固いペースト状にして使うと便利です。30分ほど浸け置きしたら軽く歯ブラシでこすってカビを落とします。